ポータブル電源といえば、どんなメーカーを思い浮かべます?
JackeryやEcoFlow、BLUETTIやガジェットに強いAnkerもありますね。
Victor(ビクター)の名前をあげる人は少ないでしょう。
昔はテレビやオーディオで有名だったVictor。
2008年にケンウッドと経営統合しブランドは一時消滅していました。
最近になって、Victorブランドが復活!
久々の懐かしブランドを目にして嬉しくなりました。
・Victorポータブル電源の特徴
・VictorとJVCとの違い
・Victorポータブル電源の紹介と他社製品との比較
・Victorポータブル電源の口コミ
Victorポータブル電源は、必要な機能が揃っていてデザインも美しい。
一方で、価格は少し高めで、正直コスパは良くないです。
比較して納得した上で選んでくださいね。
この記事ではVictorが発売したポータブル電源シリーズを徹底解説します。
\公式なのに楽天ポイントがもらえる!/
他メーカーとの比較もらくらく
Victorのポータブル電源の特徴とは
Victorのポータブル電源は、簡単にいうと3つの特徴があります。
・充放電ができる回数が多くて長く使える
・常時接続で切るからいつでも満充電
・停電時に自動給電できるから災害時でも安心
どのポイントもポータブル電源にとって大事な機能。
一つ一つ解説していきますね。
長寿命
Victorのポータブル電源は、すべてリン酸鉄リチウムイオン電池搭載。
4,000回の放充電ができるほか、安全性にも優れています。
他社の製品は、まだ三元系リチウムイオン電池搭載のモデルもありますが、おすすめはリン酸鉄リチウムイオン電池。
長寿命は嬉しいですし、安全性も優れているので、今買うなら三元系リチウムイオン電池を選ぶ意味はありません。
Victorのポータブル電源は、どの機種を選んでも長寿命で安全といえます。
常時接続
ポータブル電源は80%ほどの充電量を維持するのが一番寿命を伸ばすと言われています。
また、コンセント挿しっぱなしだと火災とか怖いですよね?
Victorのポータブル電源は、「コンセントを挿したまま」でOK。
独自設計によって、バッテリーの経年劣化や事故防止のために必要となるコンセントの抜き挿しが不要になりました。
コンセントに挿したままであれば、いつでもフル充電。
キャンプ前に充電を忘れることもないですし、災害時などいざという時にフルに使えます。
Victorのポータブル電源なら、「充電しなきゃ」「充電忘れた」のストレスから解放されます。
自動給電
地震など災害での停電はいきなりやってきます。
いきなり真っ暗になるだけでなく、冷蔵庫など止められない家電製品の電気が切れたら困りますよね?
Victorのポータブル電源は、すべて自動給電機能付き。
コンセントと家電製品の間に接続しておくだけで、普段は充電、緊急時はポータブル電源から電気を供給します。
Victorのポータブル電源なら、あなたの大事な家電を停電時も動かし続けます。
\公式なのに楽天ポイントがもらえる!/
他メーカーとの比較もらくらく
Victorのポータブル電源とJVCの違いとは
Victorの兄弟ブランドであるJVCは、以前からポータブル電源を出しています。
VictorとJVCの違いがわからない方が大半ではないでしょうか?
結論から言うと、どちらか迷っているのであればVictorがおすすめ、
JVCのポータブル電源は大手メーカーJackeryのOEMで安心ですが、古いベース機種を使っています。
旧式の三元系リチウムイオン電池を搭載していたり、充電時間が長いという欠点があります。
Victorは昨年からポータブル電源を発売開始し、全機種が最新製品です。
比較すると、Victorの製品の方が高性能で高寿命となります。
\公式なのに楽天ポイントがもらえる!/
他メーカーとの比較もらくらく
Victorのポータブル電源は独自設計/JVCはJackeryのOEM
Victorは独自企画
JVCはJackeryの色違い
Victorのポータブル電源は、他社のOEMではないようです。
どこかと提携をしている可能性はありますが、メーカー名は出てきません。
外観など、他メーカーと類似している部分はないので、独自で企画しているものと思われます。
対してJVCはJackeryのOEMとなります。
Jackeryの人気商品を色だけ変えて、独自の販売網で販売。
日本語表記があったり、家電量販店でも売っているなど、Jackeryの不満部分を解消しています。
Victorのポータブル電源は全機種リン酸鉄リチウムイオン電池採用
Victorはリン酸鉄リチウムイオン電池(おすすめ)
JVCは三元系リチウムイオン電池
Victorのポータブル電源は全機種リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
リン酸鉄リチウムイオン電池は、前述の通り充放電回数が多く、高耐久といえます。
対してJVCは三元系リチウムイオン電池を採用。
軽量というメリットはありますが、充放電回数はリン酸鉄と比べて1/5〜1/6ほどとなり、耐久性が劣ります。
安い買い物ではないポータブル電源ですから、長く使えるリン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルをおすすめします。
Victorのポータブル電源は日本製?
Victorのポータブル電源は日本製ではありません。
中国で生産しています。
日本製のポータブル電源は、今現在はないようです。
ほとんどが中国生産。ですので欠点にはなりません。
生産国は中国ですが、Victorのポータブル電源は国内メーカーならではの安心サポートが売り。
故障や困った際の対応は期待ができます。
\公式なのに楽天ポイントがもらえる!/
他メーカーとの比較もらくらく
Victorポータブル電源とJackery/EcoFlow/BLUETTI/Ankerの比較
ここからは、実際の製品を有名4メーカーと比較していきます。
Victorのポータブル電源は「価格に対する機能」という点での優位性は少ないです。
ただ、シンプルでクリーンな外観は逆に個性的で、インテリアとの調和も良さそう。
割高なだけで機能は申し分ないので、納得できれば買いだと言えるでしょう。
\公式なのに楽天ポイントがもらえる!/
他メーカーとの比較もらくらく
BN-RF1500
1,500Whクラスは2,000Whと1,000Whに挟まれて、各社ラインナップが手薄となっています。
商品も古いものが多く、Victor BN-RF1500以外はすべて三元系リチウムイオン電池採用。
充電サイクルは少なめとなっています。
この中で買うのであれば、おすすめはBN-RF1500。
唯一のリン酸鉄リチウムイオン電池搭載で、耐久性は抜群。
出力は若干少なめですが、ここまであれば問題はないでしょう。
ただ、264,000円払うのであれば、他社の2,000Whクラスが視野に入ります。
EcoFlow DELTA 2 MaxやJackery 2000 Plusは定価が27万円前後。
実売価格は20万円台前半なので、ちょうど同価格帯です。
容量は大きいに越したことはないので、基本的には他社の2,000Whクラスの商品がおすすめです。
(参考:2,000Whクラスのおすすめ商品はこちら)
項目 | BN-RF1500 | BN-RB15-C | Jackery 1500 Pro | DELTA Max 1600 |
---|---|---|---|---|
定格容量 | 1,536Wh | 1,534Wh | 1,512Wh | 1,612Wh |
容量拡張 | 不可 | 不可 | 不可 | 最大5,644Wh |
出力 | 1,500W | 1,800W | 1,800W | 2000W |
瞬間最大出力 | 3,000W | 3,600W | 3,600W | 4200W |
電池素材 | リン酸鉄リチウム | 三元系リチウム | 三元系リチウム | 三元系リチウム |
充電時間 | 3.2時間 | 6.5時間 | 2時間 | 1.7時間 |
サイズ(幅/奥行/高さ)mm | 380 x 254 x 330 | 355 x 253 x 265 | 384/269/307.5 | 497/242/305 |
重量 | 21.6kg | 16kg | 17kg | 22kg |
充電サイクル (容量80%) | 3000回 | 500回 | 2000回 | 500回 |
保証期間 | 2年 | 2年 | 5年 | 2年 |
価格(税込) | 264,000円 | 280,500円 | 199,800円 | 187,000円 |
製品の詳細 | Victor楽天店 | JVC楽天店 | Jackery公式 | EcoFlow公式 |
最安値の確認 | 最安値をみる | 最安値をみる |
BN-RF1100
項目 | Victor BN-RF1100 | JVC BN-RB10-C | Jackery 1000 Plus | EcoFlow DELTA 2 | BLUETTI AC180 | Anker 555 |
---|---|---|---|---|---|---|
定格容量 | 1,152Wh | 1,002Wh | 1264Wh | 1024Wh | 1152Wh | 1024Wh |
容量拡張 | 不可 | 不可 | 最大5,056Wh | 最大3,040Wh | 最大4,224Wh | 不可 |
出力 | 1,500W | 1,000W | 2000W | 1500W | 1800W | 1000W |
瞬間最大出力 | 3,000W | 2,000W | 4000W | 1900W | 2700W | 1500W |
電池素材 | リン酸鉄リチウム | 三元系リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム |
充電時間 | 2.4時間 | 7.5時間 | 1.7時間 | 80分 | 1.3時間 | 12時間? |
サイズ(幅/奥行/高さ)mm | 380 x 254 x 300 | 333 x 234 x 244 | 356/260/283 | 400/211/281 | 340/247/317 | 350/295/188 |
重量 | 18.3kg | 10.9kg | 14.5kg | 12kg | 16kg | 13.1kg |
充電サイクル (容量80%) | 3000回 | 500回 | 4000回 | 3000回 | 3500回 | 3000回 |
保証期間 | 2年 | 2年 | 3年+2年 | 5年 | 5年 | 5年 |
価格(税込) | 198,000円 | 158,400円 | 168,000円 | 143,000円 | 148,000円 | 149,900円 |
製品の詳細 | Victor楽天店 | JVC楽天店 | Jackery公式 | EcoFlow公式 | BLUETTI公式 | Anker公式 |
最安値の確認 | 最安値をみる | 最安値をみる | 最安値をみる |
BN-RF800
項目 | Victor BN-RF800 | Jackery 708 | EcoFlow RIVER 2 Pro | BLUETTI EB70S |
---|---|---|---|---|
定格容量 | 806Wh | 708Wh | 768Wh | 716Wh |
容量拡張 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 |
出力 | 700W | 500W | 800W | 800W |
瞬間最大出力 | 1,400W | 1000W | 1600W | 1400W |
電池素材 | リン酸鉄リチウム | 三元系リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム |
充電時間 | 2.5時間 | 5時間 | 70分 | 3.75時間 |
サイズ(奥行/幅/高さ)mm | 330x 246 x 207 | 300 x 192 x 191 | 269 x 259 x 226 | 320 x w216 x 220 |
重量 | 11.0kg | 6.8kg | 7.8kg | 9.7kg |
充電サイクル (容量80%) | 4,000回 | 500回 | 3,000回 | 2,500回 |
保証期間 | 2年 | 2年 | 5年 | 2年 |
価格(税込) | 118,800円 | 84,500円 | 88,000円 | 69,800円 |
製品の詳細 | Victor楽天店 | Jackery公式 | EcoFlow公式 | BLUETTI公式 |
最安値の確認 | 最安値をみる | 最安値をみる | 最安値をみる |
BN-RF510
項目 | Victor BN-RF510 | Jackery 400 | EcoFlow RIVER 2 Max | BLUETTI EB55 | Anker 535 |
---|---|---|---|---|---|
定格容量 | 512Wh | 400Wh | 512Wh | 537Wh | 512Wh |
容量拡張 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 |
出力 | 600W | 200W | 500W | 700W | 500W |
瞬間最大出力 | 1200W | 400W | 1000W | 1400W | 750W |
電池素材 | リン酸鉄リチウム | 三元系リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム |
充電時間 | 1.5時間 | 7.5時間 | 60分 | 3.2時間 | 3.4時間 |
サイズ(奥行/幅/高さ)mm | 260 x 210 x 190 | 230 x 153 x 167 | 269 x 259 x 196 | 278 x 200 x 198 | 292 x 251 x 188 |
重量 | 6.7kg | 4.1kg | 6.1kg | 7.5kg | 7.6kg |
充電サイクル (容量80%) | 4,000回 | 500回 | 3,000回 | 2,500回 | 3,000回 |
保証期間 | 2年 | 2年 | 5年 | 2年 | 5年 |
価格(税込) | 86,900円 | 49,300円 | 64,900円 | 59,800円 | 64,900円 |
製品の詳細 | Victor楽天店 | Jackery公式 | EcoFlow公式 | BLUETTI公式 | Anker公式 |
最安値の確認 | 最安値をみる | 最安値をみる | 最安値をみる |
BN-RF250
項目 | Victor BN-RF250 | Jackery 300 Plus | EcoFlow RIVER 2 | BLUETTI EB3A | Anker 522 |
---|---|---|---|---|---|
定格容量 | 256Wh | 288Wh | 256Wh | 268Wh | 320Wh |
容量拡張 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 | 拡張不可 |
出力 | 300W | 300W | 300W | 600W | 300W |
瞬間最大出力 | 600W | 600W | 600W | 1200W | 450W |
電池素材 | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム | リン酸鉄リチウム |
充電時間 | 1.8時間 | 120分 | 60分 | 60分 | 3時間 |
サイズ(奥行/幅/高さ)mm | 250 x 178 x 145 | 230 x 155 x 167 | 245 x 215 x 145 | 255 x 180 x 183 | 216 x 211 x 144 |
重量 | 4.0kg | 3.75kg | 3.5kg | 4.6kg | 3.9g |
充電サイクル (容量80%) | 4,000回 | 3,000回 | 3,000回 | 2,500回 | 3,000回 |
保証期間 | 2年 | 5年 | 5年 | 2年 | 2年 |
価格(税込) | 53,900円 | 39,800円 | 29,900円 | 29,800円 | 39,990円 |
製品の詳細 | Victor公式 | Jackery公式 | EcoFlow公式 | BLUETTI公式 | Anker公式 |
最安値の確認 | 最安値をみる | 最安値をみる | 最安値をみる |
Victorポータブル電源をおすすめする人
デザインにこだわりがある、シンプルを愛する人にはおすすめします。
ポータブル電源はどうしても機能性重視のデザインになりがち。
色も、Jackeryはアウトドア志向でオレンジですが、他のメーカーは黒やグレーが中心で、素っ気ないです。
Victorのポータブル電源はホワイトのボディカラーでシンプル、クリーンなイメージ。
アウトドアというよりも、室内でインテリアのように置くのに向いています。
もちろん、シンプルなアウトドアシーンにも似合います。
他メーカーとは一味違ったデザインで、オシャレを愛する人におすすめします。
Victorポータブル電源をおすすめしない人
コスパ重視の人にはおすすめしません。
機種別の比較を見ていただければ分かる通り、他メーカーの同等機種と比べて50%以上高い機種もあります。
スペック的には特別な機能がついているわけではありませんので、差額はデザイン代といえます。
デザインにはこだわらない。
安心で高品質であればいい。
そう考える人にはVictorのポータブル電源はおすすめしません。
Victorポータブル電源の口コミ
現在確認中です。
まとめ
Victorのポータブル電源を紹介しました。
他社と比較して機能に対する価格は正直高いですが、デザインはシンプルで他とは似ていません。
まだ持っている人も少ないですから、他の人と差をつけたいこだわりがある人にはおすすめ出来ます。
ただ、高い買い物であるポータブル電源。
以下の記事などを参考に、きちんと調べて納得いくものを選んでくださいね。
\公式なのに楽天ポイントがもらえる!/
他メーカーとの比較もらくらく
コメント