ポータブル電源の人気ブランドJackery。
1000WhクラスのJackery 1000が刷新され、Jackery 1000 Proとして発表されました。

定価は10,000円上がりましたが、従来製品(Jackery1000)と比較して
・充電時間が76%高速化(7.5時間→1.8時間)
・PD100W対応でパソコンに急速充電
・ソーラーパネル4枚接続可能/800W入力(従来2枚/180W)
・2倍の長寿命化(500サイクル→1000サイクル)
が向上。
充電時間の高速化は大きいですね。
ソーラーパネルとセットになった商品も存在します。
まずは単体で他機種との比較を中心に徹底解剖してみましょう。
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スペック
Jackery 1000 Proのスペックは以下の通りです。
従来製品と比較すると900g増えて11.5kg。
後で比較する他社製品と比べると、かなり軽量コンパクトと言えます。
項目 | Jackery 1000 Pro![]() |
---|---|
定格容量 | 1002Wh |
出力 | 1000W |
瞬間最大出力 | 2000W |
サイズ(幅/奥行/高さ)mm | 340/262/255 |
重量 | 11.5kg |
価格(税込) | 149,800円 |
公式サイト | 公式サイト |
Jackery 1000との比較
従来機種はJackery1000でした。
こちらと比較してみましょう。
電池の容量(定格容量)は同じ。
幅は+8mm、奥行きは+29mm、高さは+12mmと、微妙に大きいです。
重量は0.9kg増の11.5kg。
1500クラスと比べると、持ち運びしやすい重さです。
価格は10,000円UPと、機能を考えると納得の範囲。
ただ、実売価格がどうなるかが問題ですね。
項目 | Jackery 1000 Pro![]() | Jackery 1000![]() |
---|---|---|
定格容量 | 1002Wh | 1002Wh |
出力 | 1000W | 1000W |
瞬間最大出力 | 2000W | 2000W |
サイズ(幅/奥行/高さ)mm | 340/262/255 | 332/233/243 |
重量 | 11.5kg | 10.6kg |
コンセント充電時間 | 1.8時間 | 7.5時間 |
USB出力 | USB-A(Quick Charge 3.0)出力:2ポート USB-C出力(PD100W):2ポート | USB-A出力:1ポート USB-C出力:2ポート Quick Charge 3.0:1ポート |
ソーラーパネル接続可能数 | 最大4枚 | 最大2枚 |
ソーラー入力W数 | Max800W | Max180W |
サイクル数 | 1000回 | 500回 |
保証期間 | 5年(3年+延長2年) | 3年(2年+延長1年) |
価格(税込) | 149,800円 | 139,800円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
他社製品(EcoFlow DELTA 2/Anker 555)との比較
1000Whクラスのポータブル電源を揃えているのはJackeryのほかEcoFlowとAnkerです。
両者、モデルが新しいので、新しい機能が揃っています。
拡張でき高機能なDELTA 2
Jackery 1000 ProとAnker555は機能がシンプル。
一方、DELTA 2は高機能ぶりが光ります。
DELTA 2だけの機能(Jackery 1000 Pro/Anker 555比)
・パススルー/EPS機能搭載
この両方があると、例えば普段はパソコンに繋ぎっぱなし(コンセント→DELTA 2→パソコン)。
停電時に、素早くDELTA2から給電が開始されて、パソコンの稼働を止めないということができます。
・スマホで遠隔操作可能
・バッテリー増設可能
スマホとの連携は嬉しいですね。
離れたところに置いていても、スマホで操作ができるのは便利です。
DELTA 2とAnker 555はリン酸鉄リチウムイオン採用。サイクル数が多い(=寿命長い)
リン酸鉄リチウムイオンは安全で、かつ高寿命なのが特徴。
サイクル数も、Jackery 1000 Proが1000回に対し、DELTA 2とAnker 555は3倍の3000回となります。
サイズ/重量/価格は大差なし
サイズ、重量は、3社とも大差なしと言えます。
価格についても、大きな差はなく、機能での比較となります。
DELTA Max 2000はその中間よりもJackery 2000 Pro寄りのイメージです。
価格は拮抗
旧型が在庫処分中。最新機能が不要なら狙い目。
Jackery 1000 ProとEcoFlow DELTA 2は新製品。
旧型が在庫処分価格で売られています。
機能については、最新の機能がない点はビハインドですが、容量は変わらない。
また、現行の一ランク上の機種(Jackery 1500 / DELTA Max)を狙うのもありだと思います。
最新の価格情報をまとめていますので、確認してみてください。
■現在防災の日セールでJackery/EcoFlow両者30%オフセール中!


結論:機能/拡張性でDELTA 2が優勢、Jackery買うなら1500を値引き価格で
比較した結果、
・最新機能が盛り込まれていて
・スマホ連携あり
・リン酸鉄リチウムイオン電池搭載
それでいて価格は同等のDELTA 2が優勢でした。
Jackeryであれば、セールで安くなることのあるJackery1500を狙うか。
もしくは1000 Proを先行セール15%引きで購入するのが手ですね。
項目 | Jackery 1000 Pro![]() | DELTA 2![]() | Anker 555![]() |
---|---|---|---|
定格容量 | 1002Wh | 1024Wh | 1024Wh |
出力 | 1000W | 1500W | 1000W |
瞬間最大出力 | 2000W | 1900W | 1500W |
容量拡張 | 不可 | 可能 | 不可 |
サイズ(幅/奥行/高さ)mm | 340/262/255 | 400/211/281 | 350/295/188 |
重量 | 11.5kg | 12kg | 13.1kg |
コンセント充電時間 | 110分 | 80分 | 12時間? |
電池 | 三元系リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン | リン酸鉄リチウムイオン |
サイクル数 | 1000回 | 3000回 | 3000回 |
保証期間 | 3年+2年 | 5年 | 5年 |
価格(税込) | 149,800円 | 143,000円 | 149,900円 |
公式サイト | Jackery公式 | EcoFlow公式 | Anker公式 |

エアコン稼働時間(予測)
Jackery 1500では6時間50分の稼働ができました。
Jackery 1000 ProとJackery 1500は容量が600Wh違います。
私が実験した際、一番電気を消費した時間は6Wh/分でしたから、100分ほど伸びる計算。
条件にもよりますが、8時間半くらいは持ちそうです。

冷蔵庫稼働時間(予測)
Jackery 1500では10時間の稼働ができました。
Jackery 2000 ProとJackery 1500は容量が500Wh違います。
私が実験した際、一番電気を消費した時間は4Wh/分でしたから、110分ほど縮まる計算。
条件にもよりますが、8時間くらいは持ちそうです。
ズバリ買いか?
通常時で従来型と比較するなら10000円の価値はある。ただ、値引きされている旧型が得
今回の変更点のうち、充電時間の高速化はかなり価値があります。
10000円の差も、納得ではあります。
ただ、旧型であるJackery1000は10万円ほどに下がることもあります。
その値段で買えるのであれば、旧型を買ってしまっても良いでしょう。
DELTA 2の方が機能的に優位
機種別でも記載しましたが、DELTA 2は機能面で優位。
それでいて、価格は同等となります。
私が買うなら、DELRA 2ですね。
今後の実売価格の動向に注目です。
まとめ
Jackery 1000 Proの紹介でした。
定価で比較すると、1万円の値上げは納得。
ただ、機能を見ると、DELRA 2が優勢だという感想です。
今後の価格動向に注意することと、急ぎであれば値引きされている現行他機種を検討すると良いと思います。


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